AI と転職
ChatGPTに書かせた転職用の自己PR、どこを直す? 経験を1つ選び、AIの質問に答えて書き直す
ChatGPTに書かせた転職用の自己PRが自分の文に思えないのは、職務経歴の欄を並べ直し、頭に強みの言葉を付けた文だからです。職務経歴に書いていない話が1つ足りません。下書きから経験を1つ選び、何を見てどう判断したかをAIに質問させて自分で答え、その答えだけで書き直させる手順とプロンプト全文を載せます。
公開 2026年9月19日 · 更新 2026年10月11日 · PREVIO 編集部

この記事で分かること
- ・自分の文に思えないのは、職務経歴の欄を並べ直し、頭に強みの言葉を付けた文だから。職務経歴に無い話が1つ足りない
- ・材料は数字の実績でなくてよいと考えている。毎日の仕事で何を見て、どの順で片付けると決めているか
- ・ChatGPTは経歴に無い割合(約33%)を計算して足すことがある。自分で数えていない数字は書かない
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職務経歴の欄はなんとか書けたのに、自己PR欄だけが埋まらない。ChatGPT に職務経歴を貼って「転職用の自己PRを400字で書いてください」と頼むと、整った文が返ってきます。読み返しても悪いところは見つからないのに、自分の文に思えません。
自分の文に思えないのは、その文が職務経歴の欄を並べ直し、頭に強みの言葉を付けたものだからです。直すところは言い回しより中身で、職務経歴の欄に書いていない話が1つ足りません。当サイト PREVIO で架空の職務経歴を ChatGPT のウェブ版に3回渡したところ、3回とも「私の強みは〜」と強みを先に書き(1回は見出しの後)、経歴の行を順に並べ、「〜に貢献したいと考えています」で終わりました(返ってきた文)。
書き足す話は、数字の実績でなくてよいと私たちは考えています。材料になるのは、毎日の仕事の中で何を見て、どの順で片付けると決めているか、なぜそうしているかです。たとえば、締めの前に必ず確かめていることや、届いたら真っ先に目を通すと決めている書類はありませんか。会社のやり方に沿った手順でも、どこが抜けやすいかを知って先に手を打っているなら、そこにはあなた自身の判断が入っていると私たちは考えています。
もう1つ、返ってきた文の数字は、自分が書いたものか確かめてください。試した3回のうち2回は、経歴にある「3か月から2か月」から、経歴に無い「約33%」という割合を計算して足していました。自分で数えていない数字は書かず、AI が経歴に無い割合を足していたら消します。
やることは次の5つで、送るプロンプトは3本です。どれもコピペでよく、書き換えるのは「(ここに〜)」の所だけです。
- 下書きを作る: 職務経歴を貼って「400字で」と頼む。要約のような文でよい
- 下書きに出てくる経験を一覧にする: 新しいチャットに職務経歴と下書きを貼って送る
- 経験を1つ選ぶ: 応募先の仕事に近く、5つの質問のうち2〜3問に答えられそうなもの
- 同じ会話でAIに質問させ、自分で答える: 答えた中身だけで400字を書かせる
- 読み直してから応募書類に使う: どの文も自分の答えから来ているか、数字が自分のものか、答えていないことが入っていないか
1. 下書きを作る
職務経歴を貼って、次のように頼みます。返ってくるのが要約のような文でもかまいません。それがこの先の材料になります。前に作らせた下書きが手元にあれば、それを使います。
以下は私の職務経歴です。転職用の自己PRを400字で書いてください。
(ここに職務経歴書を貼る)
貼る前に、氏名・住所・電話番号・メールアドレスは消しておきます。ほかに何を消すかは、記事「職務経歴書をAIに渡す前に消す個人情報 自分の連絡先、取引先の名前、社外に出していない金額」にまとめています。
この記事では、次の架空の職務経歴で試しました。通信サービスのコールセンターで、オペレーターからスーパーバイザーになった人です。応募先の求人票はまだ無く、希望は事業会社のカスタマーサポートか社内の業務改善です。
株式会社アオイコミュニケーションズ(通信サービスのコールセンター運営受託、従業員 900 名) 2018 年 4 月〜現在(7 年 6 か月)
オペレーター 2018 年 4 月〜2021 年 3 月
・携帯電話の契約者向け窓口。料金プラン、支払い、故障受付の問い合わせ対応
・1 日あたりの受電は 40 件前後
・2020 年に新人研修のロールプレイ役を担当(研修期間は 2 週間、対象は 8 名)
スーパーバイザー 2021 年 4 月〜現在
・オペレーター 18〜22 名のチームを担当。勤怠、シフト、エスカレーション対応
・応対品質のモニタリング(1 人あたり月 3 件の通話を聴いて評価表を付ける)
・クレームの二次対応。月 15 件程度を引き継いで対応している
・2023 年に、よくある問い合わせ 60 件分の回答例をまとめた手順書を作り直した。作り直した後、新人が独り立ちするまでの期間が 3 か月から 2 か月に短くなった
・2024 年からチャット対応の立ち上げに関わり、チャット側の応対マニュアルの作成と、オペレーター 6 名の教育を担当
【保有資格】
・普通自動車第一種運転免許
・日商簿記 3 級(2017 年)
【希望】
・事業会社のカスタマーサポート部門か、社内の業務改善に関わる仕事
・現在の年収は 430 万円。下げたくない
・勤務地は埼玉県内か都内
2. 下書きに出てくる経験を一覧にする
新しいチャットを開いて、次のプロンプトを送ります。長いプロンプトですが、手を入れるのは2か所だけで、【職務経歴】の下に職務経歴を、【自己PRの下書き】の下に手順1の下書きを貼ります。
私の職務経歴と、それをもとに AI が作った自己PRの下書きを貼ります。
下書きが触れている経験を、1 行 1 件で書き出してください。次の形にしてください。
経験(15 字以内)| その経験について下書きが書いている文(そのまま引用)| 根拠になる職務経歴の記述(そのまま引用。無ければ「なし」)
- 下書きの文を上から順に見て、どの経験の話かで分けてください。1 つの文が 2 つの経験にまたがるときは、両方の行に同じ文を書いてください
- 強みや心がけだけを述べていて、どの経験の話か分からない文は、経験の欄を「経験の記述なし」にしてください
- 「根拠になる職務経歴の記述」には、職務経歴に実際に書いてある文をそのまま引用してください。言い換えたり、書いていないことを補ったりしないでください
- 良し悪しの評価や、どう直すべきかは書かないでください
- 書き直した文は出さないでください
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【職務経歴】
(ここに職務経歴書を貼る)
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【自己PRの下書き】
(ここに自己PRの下書きを貼る)
ChatGPT のウェブ版では表の形で返ってきましたが、表のままで読めます。
一覧では、下書きのどの文がどの経験に触れていて、どの文が「経験の記述なし」(強みや心がけだけの文)かが並びます。下書きが経歴の行をいくつも並べていることが、目で分かります。ただ、強みを述べた文や貢献の約束の文にも、経験の名前と職務経歴の引用が付くことがあります(試した4回とも、どちらかの文に付きました)。
3. 経験を1つ選ぶ
応募先が決まっていれば、求人票の仕事内容と必須要件を読んで、そこに近い経験を一覧から1つ選びます。決まっていなければ、自分の希望に近いものを選びます。例の人は希望が「社内の業務改善」なので、「手順書の刷新」を選びました。
手順4では、いつ・どこで・誰と・何を見て・どう判断したかを聞く質問が5問返ってきます。そのうち2〜3問に具体的に答えられそうな経験を選ぶのがよいと私たちは考えています。答えられそうにないなら、別の経験を選び直したほうが早く進みます。
数字の実績が無い仕事なら、自分で決めている手順がある経験を選びます。たとえば請求書の発行なら「出す前に必ずこれを確かめる」、勤怠の集計なら「締めの前にこれとこれを突き合わせる」のような手順です。
一覧が「経験の記述なし」の行ばかりで、ほかの行も1行で書き終わる作業しか無く、選べる経験が見当たらない時は、職務経歴書の側から事実を洗い出すところに戻ります。やり方は記事「自己分析をAIでやる手順とプロンプト全文 転職で職務経歴書をどう渡すか」にあります。
4. 同じ会話でAIに質問させ、自分で答える
一覧が返ってきた同じ会話で、次を送ります。「(ここに選んだ経験を書く)」には、一覧に出た経験の名前をそのまま入れます。
この中から「(ここに選んだ経験を書く)」の 1 つに絞ります。
まず、この経験について、職務経歴書に書いていないことを 5 つ質問してください。いつ・どこで・誰と・何を見て・どう判断したかを聞く質問にしてください。この時点では自己PRを書かないでください。
私が 5 つに答えたら、答えた内容とこの経験だけを使って、自己PRを 400 字で書いてください。答えていないことと、他の経験は入れないでください。
ChatGPT は、まず自己PRを書かずに質問を5つだけ返してきます。思い出せる範囲で答え、覚えていない問いには「覚えていない」と書きます。やっていないことは答えません。例の人は、次のように答えました。5問合わせて空白を除き370字ほどで、1問あたり2〜3文です。
1. 2023 年の 6 月です。新人が 4 人入った月に、同じ質問が何度も私に回ってきて、手順書を見ても答えが載っていないことに気づきました。
2. 携帯電話の契約者向けの窓口チームです。手順書は共有フォルダの Excel で、目次が無く、新人はほとんど開いていませんでした。
3. 先輩のスーパーバイザー 1 人と、ベテランのオペレーター 2 人です。私が質問の集計と全体の構成を担当し、回答文はオペレーター 2 人に読んでもらって直しました。
4. エスカレーションの記録を 3 か月分見返しました。同じ内容の質問が多い順に並べると、上のほうの 60 件で大半を占めていました。
5. 「新人が自分で判断できるか」を基準にしました。言い方の例を並べるのではなく、画面のどこを見て、どの条件ならどう答えるかまで書く形にしました。載せるのは、1 か月に 3 件以上来た質問だけに絞りました。
「何を見て」は、判断する時に手元で確かめていたものです。たとえば請求書の発行を選んだなら、請求書を作る時に並べて見ている書類(見積書や、取り決めを書き留めたメモなど)や、請求書に反映し終えた項目に付けている印が答えになります。ただし、答えるのは自分が実際に見ているものだけです。
きっかけが失敗だった時は、「〜が漏れたことがあった」の1文で足りると私たちは考えています。誰のせいだったか、会社やお客さんが分かる書き方は避けます。業界の言葉は、応募先の人が分かる言葉に置き換えて答えます。
5つの答えを送ると、自己PRが返ってきます。例の答えで返ってきた文です。
取り組んだのは、携帯電話の契約者向け窓口における手順書の刷新です。2023年6月、新人が4人入った際、同じ質問が繰り返し私にエスカレーションされ、既存の手順書に答えが載っていないことに気づきました。手順書は共有フォルダ内のExcelで、目次がなく、新人にはほとんど利用されていませんでした。そこで、過去3か月分のエスカレーション記録を集計し、質問を頻度順に整理しました。上位60件で大半を占めていると分かり、掲載対象を月3件以上寄せられた質問に絞りました。作成にあたっては「新人が自分で判断できるか」を基準に、単なる言い方の例ではなく、確認する画面の場所や条件ごとの回答方法を記載しました。私は質問の集計と全体構成を担当し、ベテランオペレーター2人に回答文を確認してもらい、修正しました。先輩スーパーバイザー1人とも協力して進めた結果、新人が独り立ちするまでの期間は3か月から2か月に短くなりました。
職務経歴書では1行だった手順書の話が、目次の無い Excel のこと、3か月分の記録を見返したこと、月3件以上に絞ったこと、画面のどこを見るかまで書いたことを含む文になりました。どれも答えて初めて出てきた中身です。
5. 読み直してから応募書類に使う
返ってきた400字は、そのまま出さずに1回読み直します。見るのは3つです。
- どの文も、自分の答えのどれから来たか言えるか
- 数字が自分で書いたものか(割合の計算が足されていないか)
- 答えていないことが入っていないか
3つのどれかで引っかかる文は、消すか、自分が答えた言い方に戻します。迷ったら、面接でその文について聞かれて答えられるかで決めます。上の例では、答えたのは、上のほうの60件で大半を占めていたことと、1か月に3件以上来た質問だけに絞ったことの2つです。返ってきた文は「大半を占めていると分かり、〜絞りました」と、前の事実を後の判断の理由のようにつないでいますが、そうは答えていません。このつなぎを残すか、答えたとおり2つの事実として並べ直すかは、自分で決めます。
手順4で返ってきた2回の自己PRには、「〜できます」と言い切る文がありませんでした。必要なら、冒頭に自分で1文足します。「得意です」ではなく、何ができるかを動きで書くと、ぼんやりしにくいと私たちは考えています。例の人なら「問い合わせの記録から、新人が自分で判断できる手順書を作れます。」のような1文です。強みを書くこと自体は問題ありませんが、後ろに続く中身で裏づけられない強みは外します。
「400字で書いて」とだけ頼むと何が返るか
手順1のプロンプトに上の職務経歴を貼り、ChatGPT のウェブ版で3回頼みました(2026年10月11日、毎回新しい一時チャット)。1回目に返ってきた文です。
私の強みは、顧客対応の現場経験を活かした課題解決力と、業務改善を推進する力です。
通信サービスのコールセンターで約8年間勤務し、オペレーターとして顧客対応の基礎を培った後、スーパーバイザーとして18〜22名のチーム運営や応対品質の管理、クレーム対応を担当してきました。
特に力を入れたのは、業務の標準化と新人教育の効率化です。2023年には、頻出する問い合わせ60件の回答例を整理し、手順書を刷新しました。その結果、新人の独り立ちまでの期間を3か月から2か月へ短縮することができました。また、2024年からは新たなチャット対応業務の立ち上げに参画し、マニュアル作成と6名の教育を担当しました。
これまで培った顧客視点と現場の課題を把握する力を活かし、今後は事業会社において、顧客満足度の向上だけでなく、業務プロセスの改善やサポート体制の整備にも貢献したいと考えています。
3回とも、まず強みを書き(3回目は見出しの後)、次に経歴の行を順に並べ、最後に貢献の約束を書く形でした。受電40件前後、新人研修のロールプレイ役、資格の2行には、3回とも触れていません。経歴に無い出来事は入っていませんでした。足されていたのは、強みの言い換え、貢献の約束、計算した割合、「新しい業務にも柔軟に対応し」のような言い換えです。手順2〜4を通した版と並べると、次のようになります。
| 見るところ | 「400字で」とだけ頼んだ文(3回) | 1つに絞って答えた文(2回) |
|---|---|---|
| 書き出し | 「私の強みは〜」(1回は見出しの後) | 取り組んだ経験の説明 |
| 中身 | 経歴の行を順に並べる | 選んだ経験と、答えた中身だけ |
| 経歴に無い数字 | 2回、「約33%」の割合(1回は本文に、1回は文の後ろの説明に) | なし |
| 終わり方 | 「〜に貢献したいと考えています」 | 結果(3か月から2か月) |
手順2の一覧は4回作らせ、どの回も15行の表になり、そのうち「経験の記述なし」の行は1〜2行でした。経歴を並べた1つの文が、最大で5行に分けて書き出されています。根拠の欄に職務経歴の引用が付いていても、文が引用を超えていることがあります。4回とも、強みを述べた冒頭の文か「〜に貢献したいと考えています」の文のどちらかに、経験の名前と職務経歴の行が付きました。「新しい業務にも柔軟に対応し」の文にはチャット対応の立ち上げの行が付き、「約33%短縮」の文には職務経歴の行(3か月から2か月)が根拠として付いて、割合が足されたことは示されませんでした。手順5で数字を自分の目で見るのは、そのためです。
答えを薄くした場合も1回試しました。5問のうち3問に「覚えていない」を含めて送ると、経歴に無い出来事は足されませんでしたが、同じ内容(新人が自分で判断できるか)を繰り返して字数を埋め、答えの「2023年だったと思います」の「思います」が落ちて言い切りになり、「今後も、業務を行う人の判断を支える資料づくりに、この経験を活かしていきたいと考えています。」で終わりました。
公的な案内が自己PR欄について言っていること
厚生労働省のマイジョブ・カードは、職務経歴書の自己PR欄を「応募者のキャリアやスキルのうち、特に強調したいことを端的に伝えられる項目です。」と説明し、「職務経歴そのものは別欄に書くので、ここでは少し違う情報を加えるのも良いでしょう。」としています(職務経歴書における自己PR欄の必要性と書き方について、2026年10月11日確認)。「400字で」とだけ頼んだ文には職務経歴の行を並べ直した中身しか無く、ここで言う「少し違う情報」は入っていませんでした。同じ案内は、アピールしたいことが複数あれば見出しで分けて書くのもよいとしていて、1つに絞れとは言っていません。1つに絞るのはこの記事のやり方です。
ハローワークのパンフレットは、職務経歴書の内容は応募先企業の知りたいことに応じて書くこと、面接では職務経歴書の記載内容に基づいて質問されることが多いことを案内しています。記載例の自己PRは、主張の1文から始まり、その後ろに裏づけの経験が続く形です(職務経歴書の作り方、ハローワーク、2026年9月19日確認)。
よくある質問
数字の実績が無くても自己PRは書けますか
書けると私たちは考えています。材料は数字でなくてよく、毎日の仕事の中で何を見て、どの順で片付けると決めているかです。数えていない数字は作りません。代わりに、何件・何人を受け持っていたかという範囲、自分の立場、その手順を始めた理由を書きます。覚えていない数字の扱いは、記事「前の会社の売上や件数を覚えていないとき、職務経歴書の実績はどう書く?」にまとめています。
一覧を飛ばして、質問させるプロンプトから始めてもいいですか
飛ばした時にどうなるかは試していません。手順4のプロンプトは「この中から」で一覧を指す作りなので、そのままでは使えません。選ぶ経験が決まっていても、一覧で、下書きのどの文がその経験に触れていて、どの文が「経験の記述なし」なのかを一度見ておく価値はあると私たちは考えています。
質問の答えが思い出せない時は
覚えていない問いには「覚えていない」と書きます。ただ、5問のうち3問に「覚えていない」を含めて送った時は、同じ内容の繰り返しで字数が埋まり、「〜だったと思います」が言い切りに変わりました(上の節)。2〜3問に具体的に答えられないなら、一覧に戻って別の経験を選び直します。
AI で書いた自己PRだとバレますか
採用・人事担当者503名への調査では、候補者の AI 利用を感じる理由の1位が「表現は洗練されているのに、具体的なエピソードや数字が伴っていない」で56.4%でした(株式会社SHIFT AI のリリース、2026年5月実施。生成 AI 学習コミュニティの運営会社の自社調査で、この設問の回答母数は公表されていません)。このやり方なら、400字の中身は全部自分が答えた事実です。AI で書いたかを面接で聞かれた時のことは、記事「面接対策にAIを使うとバレる? 気をつけたいのは丸暗記と深掘りの質問」で扱っています。
何社か応募する時は、毎回最初からやり直しますか
一覧は1回作れば、ほかの会社に応募する時も使い回せると私たちは考えています。会社ごとに求人票を見て経験を選び直し、手順4から送ります。近い経験が同じなら、同じ400字を使ってもかまいません。私たちが試したのは1つの経験だけです。
職務経歴書を貼る前に、何を消せばいいですか
氏名・住所・電話番号・メールアドレスは消してから貼ります。個人情報保護委員会は、生成 AI サービスに個人情報を入力する際は、利用規約やプライバシーポリシー等を確認し、入力する情報の内容等を踏まえて適切に判断するよう求めています(生成 AI サービスの利用に関する注意喚起等、令和5年6月2日、2026年9月19日確認)。取引先の名前や社外に出していない金額まで含めた消し方は、記事「職務経歴書をAIに渡す前に消す個人情報 自分の連絡先、取引先の名前、社外に出していない金額」にまとめています。
この記事で試した範囲
- 試した条件: ChatGPT のウェブ版(gpt-6-thinking、一時チャット、有料プランにログイン、思考の深さは既定)、2026年10月11日。手順1の頼み方を3回(毎回新しい一時チャット)、手順2の一覧を4回(毎回新しい一時チャット)、手順4を一覧と同じ会話で3回(例の答えを送ったのが2回、答えを薄くしたのが1回)。選んだ経験は3回とも「手順書の刷新」です
- 使った経歴: この記事のために作った架空の職務経歴1通(コールセンター)で、実在の人のものではありません。2025年の秋に作ったので、在籍年数(7年6か月)は2025年秋の時点で数えています。文字数は空白と改行を除いて数えました(「400字で」とだけ頼んだ3回は382字・395字・見出し込みで425字、答えた版は2回とも400字)
- 前の版の結果: 2026年9月の前の版では、開発者向けの入口(Codex CLI)で架空の経歴2通(各3回)を試していました。「400字で」とだけ頼むと強みの宣言で始まり、経歴の行を並べ、貢献の約束で終わる形は、そこでも同じでした
- 試していないこと: ほかの職種の経歴、一覧を飛ばした時、ほかのチャット型の AI での結果は試していません。できた自己PRが採用側にどう読まれるかを確かめた資料はありません